仕込みの法則とは?原因を仕込む|人生の流れを変える方法

【この記事に書いてあること】 「引き寄せの法則を試しても現実がまったく変わらない」と悩む人へ向けて、未来の不運や幸運を裏で決定づけている「仕込みの法則」の正体を解説します。元ギャンブル依存で借金まみれだった私が、どん底から人生の流れを変えた地味で確実な原因のつくり方をお話しします。

こんにちは。まくおです。 今日は、仕込みの法則の話をします。

仕込みの法則と聞くと、引き寄せの法則みたいに、怪しいスピリチュアルの話に聞こえるかもしれません。しかし、これはもっと残酷なほど現実的な法則です。

成功や失敗、幸せと不幸せといった結果が目の前に現れる前には、必ず過去の仕込み(原因)があります。

本を一冊読んだことで知識を得たり、付き合う人を変えたら話す言葉が変わったりする。節約を始めたことで、暮らしが少し楽になることに気づく。何気なく行った場所が、思わぬ縁につながることもあります。

そのときは、小さすぎて変化に気づかないかもしれません。でも、あとから振り返ると「あれがすべての始まりだったな」と思う瞬間が必ずあるのです。

仕込みの法則とは、願いを最短で手に入れる裏ワザではありません。思いが叶ってもおかしくない状態を、あらかじめ現実の中に仕込んでおく方法です。

料理でも、同じ見た目なのに作り方ひとつで味や食感が別物になります。切りかた、素材の鮮度、調味料の種類、鍋の素材や火の加減、そして手間。野菜も花も同じで、種をまかなければ土から芽を出すことは絶対にありません。

人生も、それと全く同じではないかと思います。

引き寄せの法則で現実が変わらない理由

引き寄せの法則をいくら試しても、現実がピクリとも動かないことがあります。

感謝の言葉を口にして「運がいい」とつぶやいてみた。望む未来を、何度も頭の中でリアルにイメージした。それなのに、今日も一日、何も良いことは起こらない。むしろ、嫌なことばかりが目につく日もあります。

帰宅して薄暗い部屋へ入ると、部屋の空気が重たく停滞している。そうなると気分もどん底まで滅入ってしまい、口から出るのはため息ばかり。

スマホを開いても、届いているのは詐欺メールと、何の役にも立たないアプリの通知ばかりです。動画サイトを開いても、昨日見たような退屈な映像が並んでいる。また今日も、死んだような時間の延長戦が始まるのかと、胸の奥が締め付けられるように苦しくなる。

「引き寄せなんて、ほんまにできるんか」

まともに考えたら、ありえない策略としか思えなくなります。気持ちは一時的に落ち着いたかもしれませんが、変わったのはそれだけです。そうやって、信じた反動でまた一つと疑いばかりが増えていきます。

ここで、わたしなりの結論を出します。 引き寄せの法則は、間違いなく存在します。それも、良い方向へ歯車が回り始めれば、連続で奇跡のような出来事が起きることも事実です。こう言い切れるのは、わたし自身が多くの願望を実際に引き寄せてきたからなんです。

ただし、難しいのは「心にないもの」です。つまり、心の底に少しでも疑いや焦りがある状態のままだと、良い現実はどこまでも先延ばしになってしまいます。良くある話ですが、ここがポイントです。

ちなみに、わたしはこの話を商売にしようなどといった気持ちは欠片もありません。ただ純粋な事実として、この仕組みについてはまた別の機会に深く書いてみようと思います。

仕込みの法則とは、原因を先につくること

原因があるから、結果があります。 世間では「因果の法則」なんていう難しい言葉で言いますが、わたしにとってはもっと、当たり前で現実的な話です。

日々、何を選んだのか。何にお金を使ったのか。何に時間を注いだのか。それらすべてがあとになって、結果という名前の現実として返ってくる。わたしはそれを仕込みの法則と呼んでいます。

良い原因を仕込めば、良い結果が出やすくなる。悪い原因を仕込めば、悪い結果が出る。当たり前の話です。

でも、多くの人はそれができません。目先の楽な方にばかり進むから、未来の結果もそれなりになってしまうのです。

私が過去に仕込んでいた最悪の原因

お金がまったくなかった頃のわたしは、毎日の生活の中でいったい何を仕込んでいたのか。

当時の私は、満足いかない給料の会社で不満を抱えながら働いていました。贅沢とは無縁の生活を送るべきだったのです。それなのに、中身のない変な見栄だけは捨てられず、無理をして型落ちの少しいい車を身の丈に合わないフルローンで買いました。毎週末のように居酒屋やスナックに通い、現実から逃げていたのです。

毎月の給料から、車のローン、ガソリン代、高い保険料を払う。それだけで食費すらカツカツになり、手元に残るのはすずめの涙ほどでした。

そしてそのすずめの涙を、わたしは「なんとか一発逆転で増やしてやろう」と考えました。少ないお金を握りしめ、パチンコ屋に駆け込んで勝負する。

結果は案の定、ボロ負けです。 パチンコ屋の自動ドアがウィーンと開いて外に出たときの、財布の軽々と薄っぺらいスカスカ感。押し寄せる虚しさ、自分への激しい怒り、どうしようもない後悔。あの絶望的な感覚は、今でも脳裏に焼き付いています。今となっては必要な経験だったと笑えますが、当時は地獄でした。

お金が底を突くと、人間の考えることや感情まで貧しく、荒々しくなっていきます。自分の部屋に帰っても、幸せのかけらも見つからない。そんな最悪な原因を、私は毎日せっせと自分の手で仕込んでいたのです。

これが長く続くと、人間はその異常な状態に慣れてしまいます。お金がないのが当たり前になるから恐ろしいのです。これは運がいいとか悪いとかの話ではありません。自分が仕込んだ通りの効果が出ているだけです。

見栄で分不相応な車を買う。残ったわずかなお金で一発逆転を狙う。負けて、また焦る。焦るから、また怪しい儲け話に飛びつく。

こうやって悪い原因をコツコツと積み重ねれば、悪い結果が出るのは自然なことです。裏を返せば、これから少しずつでも良くなる原因を仕込み始めれば、未来の流れがガラリと変わるのもまた、当然のシステムなのです。

不安を眺めるだけでは、現実は変わらない

仕込みの法則を始めるのに、特別な道具も特別な才能もいりません。ただ、やることはびっくりするほど地味で、ときに我慢が必要です。

この先、自分はどうなりたいのか。反対に、何が不安で仕方ないのか。自分は何歳まで今の仕事を続けられるのか。貯金通帳の残高は、この先どこまでもつのか。朝起きたときの体の重さは、このままひどくなっていくのか。

こういうことを考え出すと、頭の中だけが勝手にごちゃごちゃと忙しく回り始めます。まだ何も起きていないのに、心が先に疲れ果ててしまうのです。

しかし、スマホやパソコンの画面の前でただ不安がっているだけでは、明日も全く同じ不安が目の前に差し出されるだけです。不安を小さくするには、気合いやポジティブ思考だけでは足りません。願うだけでも、現実はびくともしません。

必要なのは「どうなりたいか」を決めて、そのために必要な材料を、今日から少しずつ集めておくことです。

本は、こちらが立ち止ばれば、そこで待っていてくれる

今の時代、スマホを開けば無料の情報はいくらでも溢れています。役立つ知恵もありますし、私もネットから多くを学びました。

ただ、その中には「一発逆転」をエサにして、弱った心を釣り上げようとする詐欺のような話も大量に混ざっています。昔の私は、その見分けが全くできませんでした。

「これで人生が一瞬で変わる」「これだけで自動的にお金が増える」「この幸運のノートを買えば願いが叶う」

そんな安易な言葉を見るたびに、心がグラグラと反応していました。苦しくてたまらないときほど、楽になれる甘い話を信じたくなるものです。今思えば、ただ早く今の苦しさから逃げ出したかっただけでした。今度こそは本物だと、なんでも盲信してしまったのです。

その結果、何度もお金を失い、絶望しました。知識を入れたつもりになって、頭の中の焦りだけを膨らませていたこともあります。

スマホの引き寄せ動画を何本もハシゴして、ブログを次々に読み漁る。それだけで、何かを学んで一歩進んだ気になってしまうことがあります。画面をパチッと閉じたあと、自分の中に一体何が残っているでしょうか。そこを冷静に考えると、何も理解できないことが多いのです。

だから私は、迷ったときほどネットを閉じて、本を一冊探すようになりました。

本に書いてあることがすべて正しいと言いたいわけではありません。本にも合うものと合わないものがあります。書いてあることを丸呑みして、失敗したこともたくさんあります。

それでも、本には動画にはない圧倒的な強さがあります。 気になるところで自分の手を止め、前のページに何度でも戻ることができる。昨日は何とも思わなかった普通の一文が、今日になって妙に頭の中に浮かび上がってくることもあります。

動画の流し見は、分かった気になったまま右から左へ通り過ぎて終わりがちです。しかし本は違い、理解できないページは文字をじっと眺めて自分の頭で考えることができる。

著者が何年、何十年という長い時間をかけて泥をすすりながら経験したこと、数々の間違い、精度を高めて最後にたどり着いた核心の記録。それが、たった千円ちょっとで手に入るのです。今の私にとっては、これほど効率の良い知恵の塊はありません。

何度も読み返して、本物の知識を得る。それを自分の頭で考えて生活に応用する。すぐに役立たなくても、詐欺に騙されないための判断基準を自分の中に貯めることができる。これもまた、未来の騙されない自分をつくるための、立派な仕込みなんです。

30万円の中古の軽四を選ぶ本当の理由

車を手に入れたいと思ったとき、選び方はいくつもあります。欲しい車を現金で一括で買う人もいれば、フルローンを組む人もいるでしょう。

たかが車選びに見えて、ここにも人生の仕込みの癖がハッキリと出ます。

今の私なら、車の見た目やブランドは一ミリも気にしません。雨風をしのげて、目的地まで故障せずに移動できれば、それで十分すぎるのです。だから、もし次の車を選ぶときも、30万円までで買える中古の軽四を見つけます。

今ある手元の現金で支払い、月々の返済という名の「未来の借金」を絶対に増やさない。維持費も徹底的に軽くする。

それは、安い車でひもじく我慢したいからではありません。「数年で価値が下がる消耗品に、なぜ無駄なお金をつぎ込む必要があるのか」と言いたいのです。

もちろん、車にどうしてもお金をかけなければいけない理由がある人は別です。小さな子どもや年老いた親を毎日乗せるから、衝突を防ぐ最新の安全機能が絶対に外せないという場合もあるでしょう。高速道路を毎日長距離走るから、安さだけで決めてしまうと故障の不安や疲労で体が壊れてしまうという人もいます。

自分の収入に見合っており、その機能が本当に必要だからお金を払うというのであれば、それは命を守るための立派な投資であり、正しい判断です。車以外の買い物でも、全く同じことが言えます。

見栄のフルローンが奪っていく未来の自由

問題なのは、収入や貯蓄にまったく余裕がないにもかかわらず、「周りから貧しいと思われたくない」「良い車に乗って格好つけたい」という見栄と勢いだけで、200万円、それ以上もする車をフルローンで買ってしまうことです。

ハンコを押したその日から、何年にもわたって毎月、強制的な返済があなたの給料を削り続けます。それもまた、あなたが自分で選んだ一つの仕込みです。

ただしそれは、未来のあなたの自由を増やす仕込みではありません。未来の自分に対して、「お前、死ぬ気で働いてこの金を払い続けろよ」と、重たい鉄球を足首に縛り付ける最悪の仕込みです。

車そのものが悪いのではありません。ローンという仕組みが全部悪というわけでもありません。一番の問題は、その車を選んだあと、あなたの毎月の暮らしに「心とお金の余白」がちゃんと残るかどうかです。

手元に残したお金は次の仕込みの選択肢になる

見栄を捨てて30万円の安い車を選び、月々の返済をゼロに抑えることができれば、本来ローンの支払いで消えていくはずだったお金が丸ごと手元に残るはずです。

それをただ通帳に貯めて安心感に変えるのもいい。本当に必要な生活必需品を買うのも悪くありません。将来のために資産運用の勉強を始めてもいいし、自分で新しく小さな商売を始めるための元手に回す考え方もあります。

車に使わなかったそのお金は、ただの「残金」ではありません。あなたの未来を大きく変えるための「次の強力な選択肢」として手元に残った、大切なお金です。

その残ったお金が、半年後に突然会社をクビになった自分を救うかもしれない。一年後に「本当にやりたいこと」が見つかったときの、強力な武器になるかもしれない。

そう考えると、30万円の中古の軽四を選ぶ行為は、単なるケチな節約ではなくなります。未来の自分に「自由な選択肢」という最高の道を残すための、極めて戦略的な仕込みになるのです。

物事の順番を間違えないように考える

お金は、使った瞬間にただ消えてなくなるだけではありません。どこに投げ入れたかで、その先の暮らしの形を少しずつ、確実に変えていきます。

今の自分が、その場の目先の欲だけで選ぼうとしているのか。それとも、半年後、一年後、三年後の自分が豊かになるための投資として考えているのか。そこを一度、胸に手を当てて想像してみてください。

すると、不思議と胸の奥から「本物の答え」がぽつりと浮かび上がってくることがあります。

今は周りに見栄を張って格好つけている場面ではない。このお金は、別のことに残しておいた方が、あとで絶対に自分の助けになる。良い車なんて、自分がしっかり稼げるようになってから、現金の余剰資金で買えばいい。何も恥じる必要はない。

そうやって、物事の順番を絶対に間違えないように自分の頭で考えることこそが、最も価値のある立派な仕込みなんです。

目の前の小さな選択を、すべて未来の自分の姿につなげて考える。これが、仕込みの法則がパチッと効いてくるということなんです。

では、この記事を読み終えたあなたへ。今この瞬間からできる「小さな仕込み」を3つ提案します。どれか1つ、今からの5分間で実際に仕込んでみてください。

  • スマホの不要な通知やアプリをすべて消す あなたの貴重な時間とエネルギーを奪うだけの無駄な通知をオフにしてください。これも「焦りや退屈」という悪い原因を断ち切る立派な仕込みです。
  • 部屋にある「もう使っていないゴミ」を1つだけ捨てる 停滞した部屋の空気を変えるために、視界に入る不要なものを1つゴミ箱へ放り投げてください。空間の余白は、心の余白になります。
  • 引き出しの奥で眠っている本を1ページだけ開く 新しく買わなくても構いません。昔買った本をパラパラとめくり、目に入った一文をじっと眺めてみてください。動画の流し見をやめる最高の訓練になります。

びっくりするほど地味ですが、未来を変える仕込みとは、いつもこういう小さな行動から始まるのです。

仕込みとは、何かを我慢して惨めに生きるという暗い話ではありません。今日のあなたの小さな行動が、未来のあなたの夢を確実に引き寄せるための「最高の投資」なのです。

周りから「あいつは古い軽自動車に乗っている」と笑われても、一ミリも気にする必要はありません。明日の自分が、昨日より少しでも良くなるために原因を仕込み続ける。それだけで、あなたの人生の流れは、静かに、しかし決定的に変わり始めているのだから。

これを続けると、わたしのように、とんでもないことが起きるかもしれません。

どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

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※私の体調や、日々の暮らしのペースに合わせて、ぽつぽつとお返ししています。お返事まで少しお時間をいただくこともあるかもしれませんが、のんびり待っていただけると嬉しいです。

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