こんにちは、スピリチュアル・健康アドバイザーのまくおです。
「喪中はがき」は、大切な人への感謝と想いを胸に、新たな年を迎える前の大切なご挨拶です。去った方への深いこだわりを形にし、その人の存在が今も私私たちの心に息づいていることをそっと伝えます。
喪中はがき書き方の基本マナー
喪中はがきの意味とその役割
喪中はがきは、家族や近い親戚が亡くなった時に、「新年のあいさつを控えさせていただきます」と伝えるためのはがきです。これは相手に失礼にならないようにするための日本の大切な風習です。
出す時期?いつがベストか?
だいたい11月の終わりから12月の始め頃に送ります。この時期に出すことで、相手が年賀状(お正月のあいさつ状)を用意する前に気持ちを伝えることができます。
喪中はがきの書き方の流れ
喪中はがきの文例を4つの構成でご紹介します!
喪中はがきって、どう書けばいいか迷いますよね?実は、喪中はがきは決まった書き方があるんです。今回は、挨拶、故人について、感謝の言葉、結びの言葉の4つの構成に分けて、それぞれの例文をたくさんご紹介します。
喪中はがきの挨拶
- 喪中につき年始のご挨拶を差し控えさせていただきます
- 喪中のため新年のご挨拶を控えさせていただきます
- 服喪中のため年頭のご挨拶を遠慮させていただきます
- 誠に勝手ながら、新年のご挨拶を失礼させていただきます
- 喪中のため年末年始のご挨拶を差し控えさせていただきます
- 本年は服喪中につき、年始のご挨拶をご遠慮させていただきます
- 服喪のため、誠に勝手ながら新年のご挨拶は差し控えさせていただきます
ポイント
どの表現を選ぶか
- 故人の続柄 配偶者、両親など、故人の続柄によって適切な表現が異なります。
- 親族との関係 親しい間柄の人か、目上の人かによっても使い分けると良いでしょう。
- 宗教 仏教、神道など、宗教によって表現が異なる場合があります。
その他
- 時候の言葉 季節のあいさつを入れることで、より丁寧な印象になります。 例「寒さが厳しくなる折、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。」
- 感謝の言葉 生前お世話になった方々へ感謝の気持ちを伝えることもできます。 例「生前には皆様から数々のご厚情を賜り、心から感謝しております。」
例文
- 配偶者を亡くされた場合 「この度、家人が永眠いたしました。つきましては、誠に勝手ながら本年の年賀状は遠慮させていただきます。」
- 両親を亡くされた場合 「父(母)が永眠いたしました。生前には皆様から数々のご厚情を賜り、心から感謝しております。つきましては、本年の年始のご挨拶はご遠慮させていただきます。」
故人について、基本の書き方
- 「先ごろ〇〇が永眠いたしましたため、新年のご挨拶を控えさせていただきます」
- 「本年〇月に〇〇が逝去いたしましたため、誠に勝手ながら新年のご挨拶を失礼させていただきます」
- 「このたび〇〇が他界いたしましたため、年末年始のご挨拶を差し控えさせていただきます」
- 「〇月に〇〇が亡くなりましたため、服喪中につき新年のご挨拶を遠慮申し上げます」
- 「家族の〇〇が永眠いたしましたことにより、年始のご挨拶を控えさせていただきます」
- 「本年〇月に〇〇が他界いたしましたため、誠に勝手ながら新年のご挨拶は差し控えさせていただきます」
- 「先日〇〇が逝去いたしましたため、新年のご挨拶を控えさせていただきます」
ポイント
どの表現を選ぶか
- 故人との関係 家族、親戚、友人など、故人との関係によって適切な表現が異なります。
- 逝去された時期 最近亡くなったか、少し前かによっても使い分けると良いでしょう。
- 状況 急逝であったか、病気で長らく闘病されていたかなど、状況によって適切な表現が異なります。
その他
- 時候の言葉 季節のあいさつを入れることで、より丁寧な印象になります。 例「寒さが厳しくなる折、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。」
- 感謝の言葉 生前お世話になった方々へ感謝の気持ちを伝えることもできます。 例「生前には皆様から数々のご厚情を賜り、心から感謝しております。」
例文
- 突然、若くして亡くなった友人について 「先日、親友の〇〇が急逝いたしました。突然のことで、まだ心の整理がつきませんが、〇〇の明るい笑顔を忘れずに、これからも大切にしていきたいと思っています。」
- 長年お世話になった祖父母について 「本年〇月に、長年私たちを温かく見守ってくれた祖父母が永眠いたしました。生前には大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。ご冥福をお祈りいたします。」
感謝の言葉、基本の書き方
- 「本年も格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます」 丁寧な表現で、幅広い相手に使える汎用性の高い言葉です。
- 「皆様には本年も大変お世話になり、心から御礼申し上げます」 「大変お世話になり」という言葉で、お世話になった度合いを強調しています。
- 「日頃より温かいご支援をいただき、深く感謝いたしております」 日ごろからの支援に感謝の気持ちを伝えたいときに適しています。
- 「皆様からのご厚情に感謝し、心より御礼申し上げます」 ご厚情という言葉を用い、より丁寧な印象を与えます。
- 「本年も多くのご厚意をいただき、誠にありがとうございました」 多くの厚意に感謝の気持ちを述べたいときに使われます。
- 「皆様のご支援に深く感謝申し上げます」 ご支援という言葉で、具体的な行動に対する感謝の気持ちを伝えます。
- 「平素よりご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます」 お客様など、取引先への感謝の言葉として適しています。
ポイント
どの言葉を選ぶか
故人への思いを表す言葉選びは、相手との関係性や感謝の度合いによって細かく使い分けることが大切です。感情を込めた言葉を選ぶことで、より深い思いを伝えることができます。
1.故人との関係
故人が誰であったかによって、言葉遣いは変わります。例えば、家族、親戚、友人、知人など、相手との関係性に応じて適切な表現を選ぶ必要があります。
- 家族の場合 最も近い存在であるため、感情を込めて、思い出を綴るような表現が求められます。
例「このたび母が永眠いたしました。母との思い出は尽きず、深い悲しみを感じます。」
例 「〇月に父が永眠いたしました。皆様のご厚情に深く感謝いたします。」 - 友人や知り合いの場合 心を込めながらも、少し控えめな表現が好ましいです。
例 「友人の〇〇が急遽決定しました。彼の温かい笑顔を忘れずに、これからも彼を偲んでまいります」
2.お世話になった期間
故人との関係が長いほど、その期間の中で支えられた感謝の気持ちを強く表現しましょう。 「日常より」や「平素より」などの言葉を使うことで、その長期にわたる関係性を示すことができます。
- しばらくお世話になりました 具体的な出来事や支援を確信すると感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
例「先月、ほんの期間でしたが、〇〇さんには大変お世話になりました。心より感謝」判明いたします。」 - 何気なくお世話になりました 「日頃から」「長きにわたり」という表現を使い、相手への配慮と感謝の度合いを強調しましょう。
例「日頃からのご支援、また長年にわたってご厚情に深く感謝いたします」 。」
3.感謝の度合い
感謝の度合いを強調したい場合、表現を工夫することで、気持ちをより一層伝えることができます。
- 深く感謝する場合より強い感謝の気持ちを伝えるには、「深く」「心より」といった謙虚で強い言葉
例「皆様から多くのご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。」 - 真剣を考えた場合「誠に」「深く」という表現は、相手への考えを込めた感謝の言葉です。
例「誠に勝手ながら、故人へのご厚情に深く感謝いたします。」
より丁寧な表現にするためには
より丁寧に感謝の意を表すには、文章に繊細な工夫を加えることが効果的です。以下の要素を取り入れて、相手に配慮した文章面になります。
1.時候の言葉を入れる
季節の挨拶を始めると、心温まる印象を与え、受け取る側の気持ちにも配慮した丁寧な文章になります。
例「寒さが厳しくなります、皆様にはおかわりなくお過ごしでお願いします。」
2.謙譲語を使う
「させて頂く」「よろしく」などの謙譲語を使うことで、相手に対する敬意を表しながら、謙虚な姿勢での挨拶が可能です。
例「年末年始のご挨拶を控えさせて頂きます。」
3.丁寧な言葉遣いをする
「誠に」「深く」など、丁寧な表現を書くことで、文章全体が上品な印象になります。また、感謝の気持ちをより強く伝えることができます。
例「皆様のご厚情に深く感謝申し上げます。」
喪中はがき、例文の詳細説明と追加
親しい友人へ
「突然のことで、まだ心の整理がつきませんが、○○(故人の名前)さんの明るく優しい人柄を忘れずに、これからも大切にしていきたいと思っています。生前には皆様からいろいろご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。」
解説 優しい友人をした場合、相手の柄や思い出を丁寧に伝えることで、感情が熱くなったメッセージになります。より個人的で心のこもったメッセージになります。
追加の表現例
「○○さんは常に周囲を和ませて、私たちに多くの笑顔と元気を届けてくれました。これからも彼のことを思い続け、心の中で大切にしていきたいと思います」そうです。皆様もお身体には十分ご自愛ください。」
お世話になった会社の社長へ
「父(母)が永眠いたしました。生前には大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。日々より温かいご支援をいただき、深く感謝しております。」
解説 上司や仕事の関係者に対しては、感情に寄り過ぎず、留意を持って事実を伝えることが求められます。「大変お世話になりました」という表現を使うことで、故人が相手に対して今後感謝していたかを伝えることができます。
追加の表現例
「日頃より大変お世話になり、感謝しています。この度父(母)が永眠いたしました。長年ご指導、ご支援を賜わり、深く感謝しております。今後も変わらずぬご」厚いものをよろしくお願いします。」
基本の結び言葉
それぞれの言葉の特徴と使い分けのポイント
- 「皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます」 一般的な表現で、誰にでも使える万能な言葉です。
- 「来る年が皆様にとって穏やかなものでありますようお祈りいたします」 相手に穏やかな一年が訪れることを願い、温かい気持ちを表します。
- 「どうぞ健やかに新年をお迎えくださいますようお祈りいたします」 相手の健康を願い、新年の挨拶としても使えます。
- 「本年も変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます」 今後の関係性も大切にしていきたいという気持ちを伝えます。
- 「皆様のご健康とご発展をお祈りいたします」 相手の仕事など、今後の発展を祈る言葉です。
- 「どうぞお体を大切に、よい年をお迎えください」 相手の健康を気遣う言葉で、親しい間柄の人に向いています。
- 「皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます」 「ご健勝」という言葉を使うことで、より丁寧な印象を与えます。
ポイント
選ぶ際のポイント
- 相手との関係性 親しい間柄であれば、より個人的な言葉を選んでも良いでしょう。
- 伝えたい気持ち 健康を願う、今後の関係性を大切にするなど、伝えたい気持ちに合わせて言葉を選びます。
- 時候の挨拶 季節の言葉を入れることで、より丁寧な印象になります。 例:「寒さが厳しくなる折、皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。」
例文
- 親しい友人へ 「突然のことで、まだ心の整理がつきませんが、○○(故人の名前)さんのことを忘れずに、これからも大切にしていきたいと思っています。どうぞお体を大切に、よい年をお迎えください。」
- お世話になった方へ 「生前には大変お世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。○○(故人の名前)様の冥福を心よりお祈りいたしますとともに、皆様のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げます。」
以下の流れで書くと、きちんとした喪中はがきになります。
例文2
拝啓 喪中につき年始のご挨拶を控えさせていただきます。 寒い季節ですが、皆様にはお健やかにお過ごしとのことと存じます。このたび〇月に、私たちにとってかけがえのない存在であった〇〇が永眠いたしました。突然のことで、まだ心の整理がつきませんが、皆様には大変お世話になり、心より感謝しております。 どうぞ皆様、穏やかな新年をお迎えください。
例文3
拝啓 喪中につき年末年始のご挨拶を控えさせていただきます。 寒さ厳しき折、皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。このたび〇月に父が他界いたしました。いつも大変お世話になっております。心より感謝申し上げます。 来年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
例文4
拝啓 喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます。 年末の候、貴社ますますご繁栄のこととお喜び申し上げます。このたび〇月に、弊社を創立された〇〇が永眠いたしました。長年にわたりご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。 今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。皆様のご健勝とご発展をお祈りいたします。
「誰が亡くなったかを伝える」部分をより丁寧に表現すると伝わりやすくなります。
例/ご通知申し上げますが、この度、家人の父(または母、もしくは名前)が永逝いたしました。
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デザインに関する補足
- はがきは、白と黒を基調としたシンプルなデザインを選ぶことです。故人を偲ぶ気持ちを表すため、華やかすぎるデザインや明るい色の使用は避けるのが良いでしょう。
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喪中はがきについてのよくある疑問
喪中についての疑問をまとめました。
喪中はがきって何ですか?
喪中はがきは、家族や親しい人が亡くなったときに、新年の挨拶を控えることを相手に知らせるための手紙です。
どうして手紙を送る必要があるんですか?
新年のお祝いを控えることを相手に伝えるためです。悲しい気持ちのときには、お祝いを控えるのが礼儀です。
いつ喪中はがきを送れば良いですか?
11月の終わりから12月の初めに送るのが理想です。年賀状を出す前に相手に知らせるためです。
誰に喪中はがきを送ればいいですか?
親しい友達や仕事関係の人、普段年賀状を交換している人に送ります。年賀状を交換していない人には送る必要はありません。
喪中はがきにはどんな内容を書けばいいですか?
簡単な挨拶と、誰が亡くなったのか、新年のご挨拶を控えることを伝える内容を書きます。
具体的にはどのように書けばいいですか?
例えば、「寒い季節ですが皆様お元気でいらっしゃいますか」「〇月に〇〇が亡くなりました」「新年のご挨拶を控えさせていただきます」「皆様のご健康をお祈りします」といった内容です。
喪中はがきのデザインはどうすれば良いですか?
白や黒を基調とした落ち着いたデザインが適しています。あまり明るい色や華やかな装飾は避けましょう。
喪中はがきの費用はどのくらいかかりますか?
はがきの種類やデザインによりますが、一般的には100円から200円ほどです。
自分で喪中はがきを作成するにはどうしたら良いですか?
無地のはがきを使って、自分で内容を書いたり印刷したりすることができます。また、オンラインのテンプレートを使って簡単に作成することも可能です。
喪中はがきを送る際の住所リストはどうやって作れば良いですか?
過去に年賀状を交換した住所録や連絡先を参考にすると良いでしょう。もし住所が分からなくなった場合は、家族や共通の友人に聞いたり、インターネットで調べることもできます。
喪中はがきを送るべきか迷った場合はどうすれば良いですか?
迷ったときは、家族や親しい人と相談して決めるのが良いです。また、相手との関係性を考えると判断がつきやすいでしょう。
喪中はがきの宛名の書き方はどうすれば良いですか?
宛名には相手の名前を書き、「様」や「御中」といった敬称を忘れずに添えます。
喪中はがきを送る際の郵便料金はどれくらいですか?
通常のはがきと同じ料金です。地域によって若干異なることもありますが、基本的には同じです。
喪中はがきに写真を入れても良いですか?
基本的には写真は入れないのが良いです。喪中はがきはシンプルで落ち着いたデザインにするのがマナーです。
喪中はがきに香典返しを書く必要はありますか?
喪中はがきには香典返しの内容は書きません。ただし、感謝の一言を添えることは問題ありません。
喪中はがきとお悔やみのメールはどう違いますか?
喪中はがきは正式な手紙であり、お悔やみのメールは別途、相手に気持ちを伝えるものです。重要な相手には、両方送ることが丁寧です。
喪中はがきを忘れてしまった場合はどうすれば良いですか?
後から送っても問題ありませんが、なるべく遅れないように気をつけましょう。
喪中はがきを英語で送ることはできますか?
日本では一般的に日本語で送りますが、海外の相手には英語で送っても良いです。その際は簡潔で丁寧な表現を使い、悲しみを伝える言葉を選びましょう。
喪中はがきを電子メールで送っても良いですか?
伝統的には郵送が一般的ですが、相手によってはメールでも問題ありません。その際、メールのタイトルに「喪中」を明記することを忘れずに。
喪中はがきを出さないとどう思われますか?
喪中はがきを出さないと、相手が心配したり、失礼に思われることがあります。特別な理由がある場合は、その理由を正直に相手に伝えると良いです。
喪中はがきを送る際の封筒の選び方は?
白い封筒を使うのが良いです。シンプルで落ち着いたデザインを選びましょう。色付きの封筒は避けるべきです。