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まくお
スピリチュアル・ヘルスアドバイザー
中高年が残りの時間を豊かに過ごせるように日々、頑張っています。いや、これがなんとも難しいのでありますが、カチコチの頭を少しづつ揉みほぐしながらぼちぼちと

知識は予防のための最強の盾となる!食品添加物ワースト20


知って得する!食品添加物ワースト20 改訂版あなたの健康を守るためのやさしいガイド

こんにちは、スピリチュアルと健康アドバイザーのまくおです。あなたは毎日口にする食べ物に、何が入っているか知っていますか?「食品添加物」と聞くと、何となく体に悪そうなイメージを持つかもしれません。しかし、現代の食生活において、食品添加物は避けて通れない存在です。この記事では、特に注意したい食品添加物ワースト20をピックアップし、健康への影響や安全な付き合い方をやさしく解説します。食の安全に関心がある方、必見です!

最近、食べ物の安全性について、今まで以上に気にする人が増えていますよね。私たちが毎日、何気なく口にしている食べ物。しかし、それが本当に体に良いものなのか、心配になることもあると思います。特に、「食品添加物」と聞くと、少し不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

食品添加物は食品の品質を長持ちさせたり、見た目をおいしく見せたりするために使われる便利なものですが、体への影響についてはあまり知られていない部分もあります。そこで今回は、健康への影響が心配されている食品添加物の中でも、特に注意したい20種類をピックアップ。できるだけ難しい専門用語を省きながら、それぞれの添加物がどんなもので、どんな食べ物に使われていて、体にどんな影響を与える可能性があるのか、そして安全に摂取するポイントをお伝えします。

この記事を読むことで、普段の食生活を見直すきっかけになり、安心かつ健康的な食卓を目指すお手伝いができれば幸いです。


目次

知っておきたい!食品添加物ワースト20の真実

食品添加物についてきちんと知り、健康的な食生活を送りたい。そうは思っても、情報が溢れていて何が正しいのか分からない…。そんなあなたのために、「知っておきたい!食品添加物ワースト20の真実」では、専門用語をできるだけ避け、わかりやすく解説しています。この記事を読めば、添加物への正しい知識が身につき、食品選びに自信が持てるようになるでしょう。あなたの不安を解消し、安心な食生活をサポートします!

1. サッカリン 甘味料の代表格!でも、使い過ぎには要注意

どんなもの? サッカリンは、お砂糖の数百倍も甘い、人工的に作られた甘味料です。無色無臭の結晶で、熱を加えても甘さが変わらないのが特徴。昔から使われてきました。

何のため? カロリーを抑えた食品や飲み物に、甘みをつけるために使われます。

どんな食品に? ダイエット用の食品や飲み物、お漬物、ガム、水産加工品など。特に、「カロリーゼロ」と書かれたダイエットコーラやガムなどでよく見かけます。

体への影響は? かつてはがんとの関連が疑われましたが、その後の研究で大きな問題はないとされています。
ただし、近年ではサッカリンを摂りすぎると「かえって太りやすくなる」「腸内環境やホルモンバランスが乱れる」可能性があると言われています。強い甘味が脳を刺激し、「もっと食べたい」と思わせる働きをすることが一因と考えられています。

安全に使うには? 国が定めた基準を守り、適量を心がけることが大切。甘味料に頼りすぎず、果物などの自然な甘みも上手に取り入れましょう。

最近の研究では? サッカリンのほか、人工甘味料全般が「体重増加や腸内環境への影響」を及ぼすかどうかが、活発に研究されています。カロリーゼロ=安全というわけではないので注意を。

2. ソルビン酸カリウム

どんなもの? カビや細菌などの微生物の働きを抑える保存料。白い粒状で水によく溶けます。

何のため? 食べ物が腐るのを防いで、長く安全に食べられるようにするため。

どんな食品に? ハム、ソーセージ、お漬物、ワイン、チーズ、ジャムなど多岐にわたります。

体への影響は? 比較的害が少ないとされますが、人によってはアレルギー反応や、お腹の不調を引き起こすことも。

安全に使うには? 使用基準を守り、過剰摂取しないこと。保存料だけに頼らず、新鮮な食品を選ぶことも大切です。

最近の研究では? ソルビン酸カリウムなどの保存料が、腸内細菌のバランスに影響を与えるかどうかについて調査が進められています。

3. ミョウバン アルミニウム摂取には注意が必要

どんなもの? アルミニウムを含む物質の総称。カリミョウバン(硫酸カリウムアルミニウム)が代表的で、無色〜白色の結晶。漬物やベーキングパウダーなどでよく使われます。

何のため? 食材をふっくらさせたり、色を鮮やかに保ったり、煮崩れを防いだりするため。

どんな食品に? ベーキングパウダー、お漬物、ウニなど。茄子漬けを鮮やかにするためにも使われます。

体への影響は? アルミニウムの過剰摂取は健康への悪影響が指摘されます。アルツハイマー病との関連も取り沙汰されていますが、はっきりとした因果関係は明確になっていません。

安全に使うには? 小さいお子さんなど、特に注意が必要。ミョウバンを使った食品の食べすぎを控えましょう。

最近の研究では? ミョウバン自体だけでなく、アルミニウム化合物全般の安全性や食品中アルミニウム濃度に注目が集まっています。

4. グルタミン酸ナトリウム (MSG)

どんなもの? グルタミン酸というアミノ酸のナトリウム塩。「味の素」として広く知られています。

何のため? 食品に「うま味」を付与するため。スナック菓子やインスタント食品などでよく使われます。

どんな食品に? スナック菓子、インスタントラーメン、スープ、調味料など、幅広く使われます。

体への影響は? かつては「中華料理症候群」の原因と言われましたが、科学的に裏付けるデータは不十分。ただし、摂りすぎれば神経や味覚への影響が懸念されています。

安全に使うには? うま味調味料は使いすぎず、昆布やかつお節などから自然なうま味を摂取しましょう。

最近の研究では? MSGの摂取量や長期的な影響についての研究、また「うま味」を感じるメカニズムの研究などが進行中。

5. 安息香酸ナトリウム 食品の鮮度を守る

どんなもの? 安息香酸のナトリウム塩で、保存料。白い粉末または粒状。

何のため? 食品の腐敗を遅らせ、長く安全に食べられるようにする。

どんな食品に? キャビア、マーガリン、清涼飲料水、シロップ、しょうゆ、果実ペーストなどに使用。

体への影響は? アレルギー反応を起こす場合あり。ビタミンCと一緒に摂ると、発がん性物質であるベンゼンが生成される可能性が指摘されています。ただし通常量であれば問題は少ないとされます。

安全に使うには? 国が決めた基準を守り、特にビタミンCとの同時摂取に注意。

最近の研究では? 他の保存料との相乗効果や、微生物への作用メカニズムが研究されています。

6. アスパルテーム

どんなもの? アスパラギン酸とフェニルアラニンからなる人工甘味料。お砂糖の約200倍の甘さ。

何のため? カロリーを抑えた食品や飲み物に甘みを与えるため。

どんな食品に? ダイエット用飲料、ガム、お菓子など。「カロリーゼロ」と謳う飲料やガムに多い。

体への影響は? フェニルケトン尿症の人は摂取厳禁。また、過剰摂取で頭痛やめまいなどの症状が出る可能性も指摘されています。通常の摂取量であれば大きな問題はないとも言われています。

安全に使うには? 使用基準を守ること。フェニルケトン尿症の方は避けることが必須です。

最近の研究では? アスパルテームが腸内環境や代謝、発がんリスクに及ぼす影響について精力的に研究が行われています。

7. 二酸化硫黄 食品の変色を防ぐ

どんなもの? 刺激臭を持つ無色の気体。水に溶けると亜硫酸に変化。

何のため? 食材の色を白くしたり変色を防いだり、カビ・細菌の増殖を防いだりする。

どんな食品に? 干しぶどうなどの乾燥果物、ワイン、エビやカニなどの水産加工品。

体への影響は? 喘息などの呼吸器系疾患のある人は特に注意。過剰摂取でお腹の不調やアレルギー反応を起こすことも。

安全に使うには? 国の使用基準を守る。呼吸器系が弱い方は避けるか、二酸化硫黄が少ない食品を選ぶ。

最近の研究では? 大気汚染物質としての二酸化硫黄の削減も含め、人体への影響に関する調査が続いています。

8. 亜硝酸ナトリウム 食肉加工品の色鮮やかさの秘密、発がん性物質との関係には注意

どんなもの? 白色~薄黄色の粉末または粒で、水溶性。ハムやソーセージなどの色を保つ。

何のため? 食肉加工品をピンク色に保ち、食中毒原因菌の抑制を狙う。

どんな食品に? ハム、ソーセージ、ベーコンなど。

体への影響は? アミン類と反応して発がん性物質が生成される可能性あり。通常の摂取量なら大きな問題は少ないとされていますが、注意が必要。

安全に使うには? 国の基準を守り、ビタミンCとの同時摂取を控えるなど工夫も。

最近の研究では? 発がん性リスクを下げるための製造方法や代替物質の開発が行われています。

9. BHA (ブチルヒドロキシアニソール) 食品の酸化を防ぐ

どんなもの? 油脂の酸化を防ぐ酸化防止剤。白色または薄い黄色の結晶または粉末。

何のため? 油脂の酸化による劣化を防ぎ、風味や色を保つ。

どんな食品に? 油脂、バター、マーガリン、お菓子、冷凍食品など。

体への影響は? 発がん性の可能性、肝臓への負担、アレルギーなどが懸念されています。

安全に使うには? 使用基準を守ることが前提。できるだけ添加物を抑えた製品を選ぶのがおすすめ。

最近の研究では? BHAの代替物質や、より安全な酸化防止技術の研究が進行中。

10. BHT (ブチルヒドロキシトルエン) 食品の劣化を防ぐ

どんなもの? BHAと同じく酸化防止剤。白色の結晶または粉末。

何のため? 油脂の酸化を防ぎ、風味や色合いを守る。

どんな食品に? 油脂、バター、マーガリン、お菓子、冷凍食品など。

体への影響は? 発がん性の可能性、肝臓への影響、アレルギー反応などが取り沙汰されています。

安全に使うには? 使用基準を守り、過剰摂取に注意。

最近の研究では? BHTの発がんリスクを軽減する新たな製造方法や、代わりの酸化防止剤の開発が進んでいます。

11. 着色料 (タール系色素)

どんなもの? 石油や石炭から作られる着色料。赤や黄など、鮮やかな色を出す。

何のため? 食品をカラフルにし、見た目を良くするため。

どんな食品に? お菓子、清涼飲料水、漬物、加工食品など。

体への影響は? 発がん性やアレルギー反応のリスク、子どもの行動への影響(多動など)が指摘されています。

安全に使うには? 使用基準を守り、できるだけ天然色素を使っている商品を選ぶと安心。

最近の研究では? タール系色素の安全性や代替となる天然着色料の開発が活発に行われています。

12. フェニルアラニン 特定の病気の人は要注意

どんなもの? 体内で合成できない必須アミノ酸。タンパク質構成成分の一つ。

何のため? 栄養強化や、アスパルテームなどの甘味料の原料。

どんな食品に? アスパルテームなどの甘味料、栄養補強食品など。

体への影響は? フェニルケトン尿症の方は摂取を控える必要があります。体内でフェニルアラニンを適切に代謝できないため。

安全に使うには? フェニルケトン尿症の方は絶対に避けましょう。通常の方は普段の食事では問題なし。

最近の研究では? フェニルケトン尿症の治療法や、フェニルアラニンの代謝メカニズム研究が進められています。

13. プロピレングリコール

どんなもの? 無色透明の液体。保湿剤や溶剤として使われる。

何のため? 食品の水分を保ち、成分を均一に混ぜ合わせるのに使用。

どんな食品に? お菓子、アイスクリーム、飲み物などで使用されることが多い。

体への影響は? 腎臓や神経系への影響が指摘されているケースも。大量摂取は避けた方が無難。

安全に使うには? 規定量を守り、過剰に含む食品の連続摂取を避ける。

最近の研究では? プロピレングリコールを含む製品が長期的に体に与える影響や、安全な代替物質の検討が行われています。

14. 過酸化ベンゾイル

どんなもの? 白色粉末で、水に溶けにくい。漂白剤や殺菌剤として使われる。

何のため? 小麦粉をより白くしたり、殺菌目的。

どんな食品に? 主に小麦粉など。

体への影響は? 皮膚や粘膜への刺激、アレルギー反応を起こす人も。

安全に使うには? 使用基準を守ることが必須。なるべく漂白加工していない小麦粉を選ぶのも一手。

最近の研究では? 過酸化ベンゾイルの安全性を見直し、漂白剤の代わりとなる方法の模索が進んでいます。

15. トランス脂肪酸 できるだけ避けたい脂質

どんなもの? 液体の植物油に水素を加えて固める過程で生じる脂肪酸。

何のため? 食品の風味や食感を良くし、保存性を高める。マーガリンやショートニングなどに多い。

どんな食品に? マーガリン、ショートニング、揚げ物、スナック菓子など。

体への影響は? 悪玉コレステロール(LDL)を増やし、善玉コレステロール(HDL)を減らす。心筋梗塞など心血管疾患リスクが高まる。

安全に使うには? 可能な限り摂取量を減らし、オリーブオイルなど健康的な油脂を使いましょう。

最近の研究では? 各国でトランス脂肪酸の規制が進み、代替となる製法や脂質の研究が盛んに行われています。

16.カラメル色素 (Ⅲ、Ⅳ型)

どんなもの? 糖類を加熱して作られる褐色の色素。しょうゆやコーラなどでおなじみ。

何のため? 食品に黒褐色や深みのある色を付ける。

どんな食品に? 清涼飲料水、お菓子、しょうゆなど。

体への影響は? 製造過程で生じる物質の中には発がん性が疑われるものも。特にⅢ型やⅣ型は注意が必要とされています。

安全に使うには? カラメル色素を大量に含む食品の過剰摂取は控える。ラベル表記「カラメル色素(Ⅲ)(Ⅳ)」を見かけたら、摂取をやや控えめに。

最近の研究では? カラメル色素の安全性評価や、天然由来の安全な色素開発が進んでいます。

17. フタル酸エステル プラスチックを柔らかくする化学物質

どんなもの? ポリ塩化ビニル(PVC)などのプラスチックを柔軟にするために添加される。

何のため? 食品包装や容器に使われる場合がある。

どんな食品に? 容器から食品に移行し、知らないうちに摂取してしまう可能性。

体への影響は? ホルモンの働きを乱す恐れ、生殖器の発達への影響などが懸念されています。

安全に使うには? フタル酸エステルを含む容器を避ける、特に加熱時に注意する。

最近の研究では? 世界各国で規制が進み、より安全な可塑剤の開発が促されています。

18. 硝酸カリウム 食肉加工品の発色を助ける添加物

どんなもの? 無色の結晶で水溶性。「保存料」兼「発色剤」として使用。

何のため? 食肉を鮮やかなピンク色に保ち、腐敗やボツリヌス菌の発生を抑える。

どんな食品に? ハムやベーコン、ソーセージなど。

体への影響は? 亜硝酸ナトリウムと同様に、発がん性物質の生成につながる可能性あり。

安全に使うには? 国の基準を守る。過剰摂取を避けることが鉄則。

最近の研究では? 硝酸カリウムや亜硝酸塩を使用しない方法や、ビタミンC添加でリスクを低減するアプローチが検討されています。

19. 塩素系漂白剤 食品の漂白に使われる強力な薬剤

どんなもの? 次亜塩素酸ナトリウムなど。強い殺菌力を持ち、食品や調理器具の消毒にも使われます。

何のため? 小麦粉を白くしたり、野菜や果物を殺菌したりする目的。

どんな食品に? 小麦粉、野菜、果物など。

体への影響は? 発がん性の可能性、アレルギー、皮膚への刺激の可能性が指摘されています。

安全に使うには? 指定の使用基準を厳守する。家庭ではしっかりすすぐなどの対応も大切。

最近の研究では? 塩素系以外の殺菌・漂白技術が模索されており、オゾン水や電解水などの代替も検討されています。

20. エチルパラベン 食品の保存期間を延ばす防腐剤

どんなもの? パラオキシ安息香酸エチルとも呼ばれる保存料。白色の結晶または粉末。

何のため? カビ・細菌の増殖を抑え、腐敗を防止。

どんな食品に? お菓子、清涼飲料水、調味料など。

体への影響は? アレルギー反応やホルモン攪乱(エストロゲン作用)などが懸念されています。

安全に使うには? 国の使用基準を守り、過剰に含む製品の摂取は控えめに。

最近の研究では? パラベン類全般の安全性評価や、より安全な防腐剤の開発が進行中です。


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まとめ食品添加物と賢く付き合うために

食品添加物は、私たちの食生活を便利で豊かなものにしてくれますが、その安全性には常に注意を払わなければなりません。特に、この記事で紹介したような20種類の添加物は、健康への影響が懸念される代表的なものばかり。

いずれの添加物も、国が定める基準を守って使われている限り大きな危険は少ないと考えられていますが、「過剰摂取しない」という基本が大切です。

さらに、添加物の代わりとなる方法や、より安全とされる代替物質を探す動きが進んでいます。自分や家族の健康のため、表示をチェックする習慣をつけたり、できるだけ新鮮な食材を選ぶなど、日々の食生活でできる工夫から始めてみてはいかがでしょうか。

食の安全を守るために、私たちができること

  • 食品表示をチェックする習慣をつける 加工食品を買うときは「原材料名」を必ず確認し、どんな添加物が使われているのかを把握する。
  • 加工食品を減らし、新鮮な食材を選ぶ お惣菜や冷凍食品ばかりに頼らず、野菜や果物、肉、魚など自然に近い形の食材を中心にメニューを考える。
  • 正しい知識を身につける 食品添加物について学び、最新の情報を追いかける。公的機関(厚生労働省や海外の食品安全機関)の発表をチェックするのも有益。

よくある質問(Q&A)

Q1. 食品添加物はすべて危険なのでしょうか?
A. すべてが危険というわけではありません。国や国際機関の基準に基づき安全性が確認されているため、通常量であれば問題ないとされています。ただし、添加物によってはアレルギーや特定疾患の方には注意が必要なものもあるため、表示や医療従事者のアドバイスを確認しましょう。

Q2. 添加物が気になるなら、完全に避けるべきですか? A. 完全に避けるのは日常生活上、ほぼ不可能に近い場合もあります。加工食品や外食でも使われていることが多いからです。重要なのは、表示をチェックして過剰摂取を避けることと、できるだけ自然に近い食材を選ぶことです。

Q3. 「無添加」と書かれていれば、安心していいのでしょうか?
A. 「無添加」と書かれていても、特定の添加物を使っていないだけで、他の添加物や別の加工方法が使われている場合があります。ラベルの後ろを見て、どんな原材料が含まれているかを確かめるのがおすすめです。

Q4. 子どもにはどんな点に気を付ければいいですか?
A. 小さい子どもは体重あたりの摂取量が多くなりがちなので、より注意が必要です。お菓子などを買うときは、できるだけ添加物が少ない商品を選ぶ、または手作りおやつで代用するなどの工夫がおすすめです。

Q5. 海外では食品添加物の規制はどうなっていますか?
A. 国や地域によって規制基準は異なります。EU(欧州連合)や米国FDAでは厳しい規制や使用禁止をしている添加物もあります。海外旅行の際は、ラベル表記の仕方も違うため、現地の情報をチェックすると安心です。


食品添加物ワースト20 一覧表

添加物名何に使われる?体への影響は?安全に使うには?
サッカリン人工甘味料太りやすくなる、腸内環境への影響、ホルモンへの影響使用基準を守り、摂りすぎない。
ソルビン酸カリウム保存料アレルギー反応、お腹の調子が悪くなる使用基準を守り、摂りすぎない。
ミョウバン膨張剤、色止め剤アルミニウムの過剰摂取による健康への影響多く含む食品の摂取を控え、アルミニウム量を抑える。
グルタミン酸ナトリウム (MSG)調味料神経系への影響、味覚への影響うま味調味料を使いすぎず、自然のうま味も活用。
安息香酸ナトリウム保存料アレルギー反応、ビタミンCと反応しベンゼン生成の可能性使用基準を守り、ビタミンCとの同時摂取を避ける。
アスパルテーム人工甘味料フェニルケトン尿症の人への影響、頭痛、神経系への影響使用基準を守り、フェニルケトン尿症の人は避ける。
二酸化硫黄漂白剤、酸化防止剤喘息など呼吸器疾患への影響、アレルギー反応使用基準を守り、呼吸器疾患のある人は注意。
亜硝酸ナトリウム発色剤、保存料発がん性物質が生成される可能性使用基準を守り、過剰摂取を避ける。
BHA酸化防止剤発がん性の可能性、肝臓への影響、アレルギー反応使用基準を守り、摂りすぎない。
BHT酸化防止剤発がん性の可能性、肝臓への影響、アレルギー反応使用基準を守り、摂りすぎない。
着色料 (タール系色素)着色料発がん性の可能性、アレルギー反応、行動への影響使用基準を守り、天然色素の製品を選ぶ。
フェニルアラニン栄養強化、甘味料フェニルケトン尿症の方に有害フェニルケトン尿症の方は摂取を避ける。
プロピレングリコール保湿剤、溶剤腎臓、神経系への影響使用基準を守り、過剰摂取に気を付ける。
過酸化ベンゾイル漂白剤、殺菌剤皮膚や粘膜への刺激、アレルギー反応使用基準を守り、なるべく漂白加工していない食品を選ぶ。
トランス脂肪酸風味、食感改善心血管疾患リスク増、コレステロール異常できるだけ摂取量を減らし、他の油脂に置き換える。
カラメル色素 (Ⅲ、Ⅳ型)着色料発がん性の可能性種類を確認し、摂りすぎないように。
フタル酸エステル可塑剤ホルモン撹乱作用、生殖機能への影響加熱時の容器などに注意し、使用基準を守る。
硝酸カリウム保存料、発色剤発がん性の可能性使用基準を守り、加工肉の摂りすぎを控える。
塩素系漂白剤漂白剤、殺菌剤発がん性の可能性、アレルギー反応使用基準を守り、充分な洗浄・すすぎを心がける。
エチルパラベン保存料アレルギー反応、ホルモン撹乱作用使用基準を守り、過剰摂取を避ける。

最後に安全と便利の両立を目指して

食品添加物を全て否定するのではなく、「どんな種類の添加物が使われているのか」「自分や家族にはどんなリスクがあるのか」を意識して、適量を心がけることが大切です。

あなたの毎日の食卓が、より安全で健康的なものになるよう、正しい知識日々の工夫を大切にしていきましょう。

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