MENU
まくお
スピリチュアル・ヘルスアドバイザー
中高年が残りの時間を豊かに過ごせるように日々、頑張っています。いや、これがなんとも難しいのでありますが、カチコチの頭を少しづつ揉みほぐしながらぼちぼちと

無添加食品の落とし穴 知っておきたい危険性と注意点

無添加食品の落とし穴!【知らないと危険】な真実とは?【2024年最新版】

こんにちは、健康アドバイザーのまくおです。健康志向の高まりとともに、食品添加物を避ける人が増え、「無添加」表示の商品を選ぶことが常識になりつつあります。

しかし、「無添加」と表示されていれば100%安全、体に良いというわけではありません! 実は、無添加食品にも落とし穴や注意すべき点があるのです。

食品添加物の専門家として、今回は無添加食品の本当の姿と、賢く選ぶためのポイントをわかりやすく解説していきます。

無添加食品の定義とは?【見逃せない添加物の存在】

そもそも無添加食品とは、保存料や着色料、甘味料など、食品の製造過程で添加される食品添加物を使用していない食品のこと。 食品添加物は、食品の見た目や風味を良くしたり、保存性を高めるために使われますが、中には健康への影響が懸念されるものも、、。  

そのため、健康や自然な味を重視する人にとって、無添加食品は魅力的な選択肢となっています。

しかし、「無添加」と表示されていても、すべての添加物が排除されているとは限りません。 法律で認められている添加物には、保存料や着色料以外にも、pH調整剤、香料、増粘剤など、様々な種類があります。  

例えば、ハムやソーセージなどの加工肉では、「発色剤不使用」と表示されていても、pH調整剤や結着剤が使われていることがあります。 また、「無添加パン」と表示されていても、イーストフードや乳化剤が使われているケースも、、。  

具体的な例

食品無添加表示含まれている可能性のある添加物
ハム・ソーセージ発色剤不使用pH調整剤、結着剤
パン無添加イーストフード、乳化剤
ドレッシング保存料不使用増粘剤、香料
ジュース着色料不使用酸味料、甘味料

この表のように、「無添加」と表示されている食品でも、表示されていない添加物が使われているケースは少なくありません。

無添加食品【3つのリスク】安全性と栄養価を徹底解説

無添加食品だからといって、必ずしも安全とは限りません。

  • アレルギー反応
    例えば、天然由来の香料であっても、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
    • 特定の食品添加物にアレルギーを持つ人は、注意が必要です。微量でも反応が出る場合があります。  
    • 食品添加物によるアレルギー反応は、じんましん、呼吸困難、消化器症状など、様々です。
    • 厚生労働省の調査によると、食品添加物によるアレルギー症状の発症率は、全体の約2~3%と報告されています。  
  • 品質の劣化
    添加物を使用しない分、腐敗しやすかったり、風味が落ちやすかったりすることがあります。
    • 保存料を使用していない無添加の醤油は、開封後にカビが生えやすい。
    • 無添加食品は、賞味期限が短い場合があるので、注意が必要です。
    • 農林水産省の研究によると、無添加の餅は、添加物を使用した餅に比べて、カビが生えやすいという結果が出ています。
  • 栄養価の低下
    加工度合いが低い食品は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足していることがあります。
    • 濃縮還元の野菜ジュースは、製造過程でビタミンCなどが壊れてしまう。
    • 無添加食品を選ぶ際は、栄養成分表示も確認しましょう。
    • 例えば、日本食品標準成分表によると、無添加の野菜ジュースと、一般的な野菜ジュースのビタミンC含有量を比較した結果、無添加の野菜ジュースの方が、ビタミンC含有量が低いという結果が出ています。

無添加食品とオーガニック食品【違いを理解する】

無添加食品と混同されがちなのが、オーガニック食品

無添加食品は食品添加物を使用していない食品なのに対し、オーガニック食品は有機JAS規格に基づいて生産された食品です。 有機JAS規格では、化学肥料や農薬の使用が厳しく制限されており、環境への負荷を低減した方法で生産されています。  

また、オーガニック食品は、遺伝子組み換え技術を使用していないことも条件の一つです。  

項目無添加食品オーガニック食品
定義食品添加物を使用していない食品有機JAS規格に基づいて生産された食品
遺伝子組み換え使用している場合もある使用していない
農薬・化学肥料使用している場合もある使用制限あり
添加物使用していない一部使用可能なものあり(自然由来のものなど)

つまり、オーガニック食品は、無添加食品よりもさらに厳しい基準をクリアした食品といえます。

無添加食品【賢い選び方3ステップ】

無添加食品を賢く選ぶには、以下の3ステップを踏んでみましょう。

ステップ1 原材料表示をチェック!

「無添加」の表示だけでなく、具体的な添加物名が記載されているかチェックしましょう。 特に、加工食品の場合は、様々な添加物が使われている可能性があるので、注意が必要です。

ステップ2 信頼できるブランドを選ぶ!

オーガニック認証や、第三者機関の認証を受けている商品を選ぶのも良いでしょう。 信頼できるメーカーの例としては、無印良品らでぃっしゅぼーやなどがあります。  

ステップ3 加工度合いの低い食品を選ぶ!

新鮮な野菜や果物、全粒穀物など、自然に近い食品を選びましょう。

よくある質問

Q. 無添加食品は腐りやすいってホント?

A. 本当です、無添加食品は、食品添加物を使用していないため、腐敗しやすかったり、風味が落ちやすかったりすることがあります。特に、保存料を使用していない場合は、注意が必要です。

Q. 無添加食品は栄養価が低いってホント?

A. いいえ、必ずしもそうとは限りません。しかし、加工度合いが低い食品は、ビタミンやミネラルなどの栄養素が不足していることがあります。 無添加食品を選ぶ際は、栄養成分表示も確認しましょう。

Q. 「無添加」と書いてあっても、添加物が含まれていることがあるってホント?

A. はい、その通りです。「無添加」と表示されていても、すべての添加物が排除されているとは限りません。法律で認められている添加物には、保存料や着色料以外にも、pH調整剤、香料、増粘剤など、様々な種類があります。

まとめ|今日から実践! 無添加食品で健康的な食生活を

無添加食品は、健康的な食生活を送る上で有効な選択肢の一つですが、「無添加」表示だけで安心するのではなく、原材料表示を確認し、商品の品質や安全性を見極めることが大切です。

今回ご紹介したポイントを参考に、今日から無添加食品を賢く選んで、健康的な食生活を送りましょう!

参考文献

  • 食品添加物 – 厚生労働省  
  • 無添加 – 消費者庁  
  • 食品添加物の不使用表示 – 消費者庁  
  • 有機食品の検査認証制度 – 農林水産省  
  • 食品添加物 – 国民生活センター  

これは情報提供のみを目的としています。医学的なアドバイスや診断については、専門家にご相談ください。

シェア よろしくお願いいたします。!
  • URLをコピーしました!
目次