こんにちは、ヘルスアドバイザーのまくおです。
ついつい買ってしまう、インスタントラーメンですが、スープや麺には色々な化学調味料や添加物、保存料などが使用されています。名称は気になるものの何なのか分からない?すこし気になりますよね
今回は、食べ過ぎにストップをかけるために即席めんの原材料の詳細について書いていきます
手軽に美味しく簡単にと、楽しめるインスタントラーメンやカップラーメンは、忙しい日常や夜食のお供として、多くの人に愛されています。しかし、その便利さの裏には、私たちの健康に潜むリスクが隠されています。手軽さゆえに見落としがちな添加物や保存料の影響を知ることで、より健康的な選択をするための第一歩を踏み出しましょう。この記事では、インスタントラーメンの代表的な添加物や保存料と、その健康リスクについて控えめに解説します。あなたの大切な食生活を守るために、ぜひ最後までお読みください。
インスタントラーメンに使用される添加物、化学調味料、保存料の詳細
一度は目にしたことのある何だか分からない名称、気になる名称もあると思います
どうでもいいと思う方も少し時間をください。インスタントラーメンのパッケージや成分表示に記載されている、何だか分からない名称の数々。これらが一体何なのか、今回はすべてではありませんが、インスタントラーメンによく使われている添加物や保存料の名称とその役割を簡単に解説してみます。これを機に、成分表示をしっかり確認して、健康的な食生活を送るための参考にしてください。
1. グルタミン酸ナトリウム(MSG)
役割 うま味調味料として食品の味を強化する
健康への影響
- グルタミン酸ナトリウム反応 頭痛、めまい、吐き気、動悸などの症状を引き起こすことがある
- 喘息発作 喘息患者に対して症状を悪化させる可能性がある
- 神経毒性 動物実験で神経毒性の可能性が示唆されている
- 生殖毒性 高濃度での摂取により生殖機能に影響を与える可能性がある
補足
- 表示 食品表示には「グルタミン酸ナトリウム」または「グルタミン酸ソーダ」と表示
- 由来 化学合成されたものと、昆布や椎茸などの天然素材から抽出されたものがある
2. イノシン酸ナトリウム
役割 うま味調味料として使用され、風味を増強する
健康への影響
- 尿酸値の上昇 過剰摂取により尿酸値が上昇し、痛風のリスクが増加
- 腎臓への負担 過剰摂取による腎臓への負担
補足
- 表示 食品表示には「イノシン酸ナトリウム」と表示
- 相乗効果 グルタミン酸ナトリウムと併用すると、うま味が増強される
3. グアニル酸ナトリウム
役割 うま味調味料として使用され、食品の味を豊かにする
健康への影響
- 消化不良 大量摂取による消化不良や腹痛のリスク
- 尿酸値の上昇 イノシン酸ナトリウムと同様、尿酸値の上昇を引き起こす可能性
補足
- 表示 食品表示には「グアニル酸ナトリウム」と表示
- 天然由来 魚介類やキノコ類に天然に含まれる
4. ソルビン酸カリウム
役割 保存料としてカビや酵母の成長を抑制
健康への影響
- アレルギー反応 蕁麻疹や鼻炎などのアレルギー症状を引き起こすことがある
- 呼吸器症状 喘息発作や呼吸困難を引き起こす可能性
- 発がん性 動物実験で発がん性の可能性が示唆されている
補足
- 表示 食品表示には「ソルビン酸カリウム」と表示
- 使用用途 パン、ケーキ、ジャムなどの保存に広く使用される
5. TBHQ(tert-ブチルヒドロキノン)
役割 酸化防止剤として脂肪の酸化を防ぐ
健康への影響
- 発がん性 長期摂取で発がん性の可能性が示唆されている
- 肝臓への負担 高濃度での摂取により肝臓に負担がかかる
- DNA損傷 動物実験でDNA損傷のリスクが報告されている
補足
- 表示 食品表示には「TBHQ」と表示
- 使用用途 油脂を含む食品の保存に使用される
6. BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
役割 酸化防止剤として食品の酸化を防ぐ
健康への影響
- 発がん性 動物実験で発がん性の可能性が示唆されている
- 胃や膀胱への影響 胃や膀胱に悪影響を及ぼす可能性がある
補足
- 表示 食品表示には「BHA」と表示
- 使用用途 油脂を含む食品やガムなどに広く使用される
7. BHT(ブチルヒドロキシトルエン)
役割 酸化防止剤として食品の酸化を防ぐ
健康への影響
- 発がん性リスク 長期摂取による発がん性のリスクが示唆されている
- 肝臓への悪影響 肝臓に負担をかける可能性がある
補足
- 表示 食品表示には「BHT」と表示
- 使用用途 シリアル、バター、スナック菓子などに使用される
8. カラメル色素
役割 着色料として食品に色を付ける
健康への影響
- 発がん性 4-メチルイミダゾール(4-MEI)という発がん性物質の含有
- 動物実験で発がん性示唆 動物実験で発がん性の可能性が示唆されている
補足
- 表示 食品表示には「カラメル色素」と表示
- 使用用途 炭酸飲料、ソース、焼き菓子などに使用
9. 亜硫酸ナトリウム
役割 酸化防止剤として食品の酸化を防ぐ
健康への影響
- アレルギー反応 アレルギー反応や喘息発作のリスク
- 呼吸困難 喘息患者に対する呼吸困難のリスク
補足
- 表示 食品表示には「亜硫酸ナトリウム」と表示
- 使用用途 ドライフルーツやワインなどに広く使用される
10. クエン酸
役割 酸味料および酸化防止剤として使用
健康への影響
- 胃の不快感 大量摂取による胃の不快感
- 歯のエナメル質の侵食 長期間の摂取で歯のエナメル質が侵食される可能性
- 金属イオンの溶出 金属との反応による金属イオンの溶出
補足
- 表示 食品表示には「クエン酸」と表示
- 使用用途 炭酸飲料、スポーツドリンク、ジャムなどに使用
11. ソルビトール
役割 保湿剤および甘味料として使用
健康への影響
- 下痢や腹痛 大量摂取による下痢や腹痛のリスク
- 消化不良 消化不良を引き起こす可能性
補足
- 表示 食品表示には「ソルビトール」と表示
- 使用用途 チューインガムやキャンディなどに使用
12. デヒドロ酢酸ナトリウム
役割 保存料として使用され、食品の保存期間を延ばす
健康への影響
- 肝臓や腎臓への負担 長期摂取による肝臓や腎臓への負担
補足
- 表示 食品表示には「デヒドロ酢酸ナトリウム」と表示
- 使用用途 ソースやドレッシングなどに使用
13. 炭酸水素ナトリウム
役割 酸度調整剤として使用され、食品のpHを調整
健康への影響
- 胃腸障害 大量摂取による胃腸障害のリスク
補足
- 表示 食品表示には「炭酸水素ナトリウム」と表示
- 使用用途 ベーキングパウダーや発泡剤として使用
14. 乳酸
役割 酸味料および保存料として使用され、食品の酸味を調整
健康への影響
- 胃腸障害 大量摂取で胃腸障害の可能性
補足
- 表示 食品表示には「乳酸」と表示
- 使用用途 ヨーグルトや乳製品に自然に含まれる
15. リン酸塩(カリウム、ナトリウム)
役割 pH調整剤および凝固剤として使用
健康への影響
- カルシウム吸収阻害 過剰摂取によるカルシウム吸収の阻害
- 腎臓への負担 過剰摂取による腎臓への負担
補足
- 表示 食品表示には「リン酸塩」と表示
- 使用用途 加工肉製品や乳製品に使用
16. アセスルファムカリウム
役割 人工甘味料として使用
健康への影響
- 発がん性の可能性 動物実験で発がん性のリスクが示唆されている
- 腎臓や肝臓への影響 高濃度での摂取による腎臓や肝臓への負担
補足
- 表示 食品表示には「アセスルファムカリウム」と表示
- 使用用途 ダイエット食品や低カロリー飲料に使用
17. アスパルテーム
役割 人工甘味料として使用
健康への影響
- 神経系への悪影響 頭痛、めまい、行動障害のリスク
- 発がん性の可能性 動物実験で発がん性のリスクが示唆されている
- フェニルケトン尿症患者には禁忌 フェニルアラニンを含むため、フェニルケトン尿症患者には有害
補足
- 表示 食品表示には「アスパルテーム」と表示
- 使用用途 ダイエット食品や低カロリー飲料に使用
18. 甘味料(サッカリンナトリウム、ステビアなど)
役割 甘味を追加するために使用
健康への影響
- 消化不良 過剰摂取による消化不良のリスク
- アレルギー反応 アレルギー反応を引き起こす可能性
補足
- 表示 食品表示には「サッカリンナトリウム」や「ステビア」と表示
- 使用用途 ダイエット食品や低カロリー飲料に使用
19. 加工デンプン
役割 増粘剤および安定剤として使用
健康への影響
- 消化不良 大量摂取による消化不良のリスク
- アレルギー反応 アレルギー反応を引き起こす可能性
※加工デンプンは、食品の食感や安定性を向上させるために使用される添加物です。
加工デンプンは一般的に安全とされていますが、一部の人々には健康リスクが指摘されています。加工デンプンの多くは化学的または物理的に処理されており、その一部にはアレルギー反応を引き起こす可能性があります。これには皮膚の発疹、かゆみ、呼吸困難などの症状が含まれます。また、消化不良を引き起こすことがあり、特に消化器系が敏感な人にとっては問題となることがあります。さらに、一部の研究では、加工デンプンが血糖値の急上昇を引き起こし、インスリン抵抗性を増加させる可能性があると報告されています。
加工デンプンにはさまざまな種類があり、その安全性は使用される化学物質や加工方法に依存します。例えば、酸化デンプンや酢酸化デンプンなど、特定の化学処理を施されたデンプンは、長期間の使用により健康に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。食品の成分表示を確認し、加工デンプンが含まれているかどうかをチェックすることが重要です。必要に応じて、加工デンプンを含まない製品を選ぶことで、健康リスクを減らすことができます。
20. グリシン
役割 保存料および甘味料として使用
健康への影響
- 消化不良 大量摂取による消化不良や腹痛のリスク
補足
- 表示 食品表示には「グリシン」と表示
- 使用用途 調味料や食品の保存に使用
21. 乳化剤
役割 食品の安定性を高めるために使用
健康への影響
- 消化不良 大量摂取による消化不良のリスク
- アレルギー反応 アレルギー反応を引き起こす可能性
補足
- 表示 食品表示には「乳化剤」と表示
- 使用用途 菓子やパンなどに広く使用
22. パラベン(メチルパラベン、エチルパラベンなど)
役割 防腐剤として使用
健康への影響
- アレルギー反応 アレルギー反応のリスク
- ホルモンバランスへの影響 ホルモンバランスに影響を与える可能性
補足
- 表示 食品表示には「パラベン」と表示
- 使用用途 化粧品や医薬品に多く使用されるが、食品にも使用
23. フマル酸
役割 酸味料として使用
健康への影響
- 健康リスク 大量摂取による健康リスク
補足
- 表示 食品表示には「フマル酸」と表示
- 使用用途 飲料やお菓子に使用
24. D-ソルビトール
役割 甘味料および保湿剤として使用
健康への影響
- 消化不良や下痢 大量摂取による消化不良や下痢のリスク
補足
- 表示 食品表示には「D-ソルビトール」と表示
- 使用用途 チューインガムやキャンディに使用
25. EDTAカルシウム二ナトリウム
役割 キレート剤として使用
健康への影響
- ミネラル吸収阻害 大量摂取によるミネラル吸収阻害のリスク
補足
- 表示 食品表示には「EDTAカルシウム二ナトリウム」と表示
- 使用用途 缶詰食品やドレッシングに使用
26. キサンタンガム
役割 増粘剤および安定剤として使用
健康への影響
- 消化不良や腹痛 大量摂取による消化不良や腹痛のリスク
補足
- 表示 食品表示には「キサンタンガム」と表示
- 使用用途 ソースやドレッシングに使用
27. カラギーナン
役割 増粘剤および安定剤として使用
健康への影響
- 腸の炎症 動物実験で腸の炎症リスクが示唆されている
- 発がん性リスク 動物実験で発がん性のリスクが示唆されている
補足
- 表示 食品表示には「カラギーナン」と表示
- 使用用途 アイスクリームや乳製品に使用
28. フェニルアラニン
役割 人工甘味料アスパルテームの成分
健康への影響
- フェニルケトン尿症患者には有害 フェニルケトン尿症の患者には特に注意が必要
補足
- 表示 食品表示には「フェニルアラニン」と表示
- 使用用途 アスパルテームを含む食品に使用
29. クエン酸ナトリウム
役割 酸味料および酸度調整剤として使用
健康への影響
- 胃腸障害 大量摂取による胃腸障害のリスク
補足
- 表示 食品表示には「クエン酸ナトリウム」と表示
- 使用用途 炭酸飲料や菓子に使用
30. グルコン酸ナトリウム
役割 酸味料および酸度調整剤として使用
健康への影響
- 胃腸障害 大量摂取による胃腸障害のリスク
補足
- 表示 食品表示には「グルコン酸ナトリウム」と表示
- 使用用途 炭酸飲料や菓子に使用
31. 酸化防止剤(エリソルビン酸ナトリウムなど)
役割 酸化防止
健康への影響
- 健康リスク 大量摂取による健康リスク
補足
- 表示 食品表示には「酸化防止剤」と表示
- 使用用途 魚介類や肉製品に使用
32. 保存料(デヒドロ酢酸ナトリウム、プロピオン酸ナトリウムなど)
役割 保存料
健康への影響
- 健康リスク 長期摂取による健康リスク
補足
- 表示 食品表示には「保存料」と表示
- 使用用途 パン、ケーキ、ジャムなどに使用
33.たん白加水分解物
たん白加水分解物は、製造過程でアミノ酸に分解される際に、グルタミン酸ナトリウム(MSG)が生成されることがあります。MSGは、一部の人々にアレルギー反応や頭痛、めまい、胸の圧迫感などの症状を引き起こすことがあります。また、MSG症候群として知られるこれらの症状は、敏感な人々に特に影響を及ぼすことがあります。
たん白加水分解物には、アミノ酸の一部であるフェニルアラニンが含まれていることがあり、フェニルケトン尿症(PKU)という遺伝性疾患を持つ人々にとって有害です。PKU患者はフェニルアラニンを適切に代謝できず、脳に障害をもたらすリスクがあります。
高温処理や化学処理によって製造されるたん白加水分解物には、加工中に有害な化学物質や副産物が生成される可能性があります。これらの化学物質が長期間にわたって健康に悪影響を与えることが懸念されています。
まとめ
インスタントラーメンには、風味を良くし、長期間保存できるように様々な化学調味料や添加物、保存料が使用されることがあります。これらの添加物は適量であれば問題ありませんと説明されていますが、長期的な摂取や過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。成分表示をよく確認し、できるだけ天然の成分を使用したインスタントラーメンを選ぶことが重要です。
1つ1つは適量としても、これだけなんやかんや混ざれば大量としか思えないのですけど?こういったものは、すぐに症状が出ないから問題ないと思いがちですが、危険性があるものということを頭の中に入れておいてください。たまーに食べるのは良いとして、化学調味料や添加物の少ない物を選ぶことも選択の1つですね。